もちろん個人差はあるかもしれませんが、全体的に発音を気にする民族。それが日本人です。
英語の発音を気にしすぎるのは日本人くらいだという話があります。
僕もその一人でした。英語は発音が完璧じゃないと相手に伝わらないとずっと思い込んでいました。ちゃんとした発音じゃないと世界では通用しない。だから、まずは発音、そして文法を完璧にしてからじゃないとコミュニケーションは無理だ。。。。
と考えていました。
しかし、それは大きな間違いでした。
世界で英語を母国語としているのは英語人口の約5%しかいません。あとの95%は英語を母国語とせずに英語を使っている人々です。
その国の人々は、多かれ少なかれ母国語の発音の影響を受けています。
つまり発音は完璧では無いんです。でも、堂々と英語を自由自在に使っていて、そして十分コミュニケーションが取れています。
今まで様々な国を訪れ、また様々な国の人たちとの交流や、母国語としない人の英語を動画や映画などを通して触れてきました。
いろんな英語がありますが、僕の日本語ベースの英語で十分コミュニケーションが取れることができるし、発音を心配するのは無駄な努力だと気付きました。
いろんな発音があっても、コミュニケーションは発音だけではないんです。
フィーリングがとても大切です。どんな発音をしようが、自分が伝えたいことを日本人なりの発音でいいので使っていくことです。
もちろん、正確な発音を発することができればそれはそれで素晴らしいことですが、それよりもまずは使うことが大切だと感じます。
日本人が発音や文法を気にしすぎるのは、様々な要因があると思います。
まずは島国であり、鎖国の時代があったり、他国との交流が他の国と比べると閉鎖的であったこともあるでしょう。日本語があれば十分ですから。
更に、受験勉強や勉強による評価によって、「間違えてはいけない」というような恐怖心を持ってしまっているのも一つの要因でしょう。
コミュニケーションはテストではありません。生ものであり、ライブであり、フィーリングであり、生き方です。
発音の完璧を求めずに、とにかくコミュニケーションとして使っていくのが、ドルフィンイングリッシュクラブの一つのテーマです。
世界にはいろんな発音があっていいんです。