心理的な学習ストラテジーで英語モードを作る

ドルフィンイングリッシュクラブ(DEC)では、学習ストラテジー(Language Learning Strategies)の理論に基づいた方法で英語を使うモード:英語スイッチを押していくアプローチでクラブを行っております。

 

▼英語が使えないワケ

皆さんの中には、英語を勉強したり英会話スクールに行ったにも関わらず、なかなか英語を使うことが出来ないという方がいるかもしれません。英語を使うためには、私たちの中にある言語能力を妨げているブロックをリリースする必要があります。もし、ブロックがあれば、いくら勉強したり英会話スクールに通っても、そのブロックが邪魔となり、なかなか英語を使うモードにスイッチを入れる事ができないものです。もし英語スイッチを押すことができれば、英語がどんどんと自分自身の動機やニーズに従って英語を使えるようになってきます。

 

▼誰もが持っている言語能力

私たちは生まれながらに誰しもがどんな言語でも理解し使える能力を持っています。赤ちゃんに母親とは異なる言語で話しかけるとちゃんと理解を示すという研究結果があります。幼少期の頃は、まだ私たちは文化に属していません。成長の過程で、親や家庭環境の影響で、その文化圏の言葉に影響を受けます。特に日本人は、島国であり方言はあれど共通の日本語を使用しています。そのため、言語モードは当然のように日本語に集中し、日本語を習得することになります。

 

しかし、例えばオランダ人はどんな言語でも覚える力が強いと言われています。私のオランダ人の友人は、オランダ語、日本語、スウェーデン語、スペイン語など様々な言語を使うことができます。一生懸命勉強したのではないそうです。それは文化的な影響があります。オランダは様々な国と接しているし、歴史的にも様々な国との交易が盛んな文化圏。オランダの文化の中には様々な言語を理解するという事が含まれています。その文化的な影響は、遺伝の中にも入り、自然と様々な言語を使う能力も高くなったと考えられます。

 

▼心理的・文化的ブロックを手放していくアプローチ

他の文化や国と比較して諦める必要はありません。文化や環境で作られた言語に対するブロックをリリースすることができます。そのヒントが学習ストラテジーにあります。学習ストラテジーとはアメリカのRebecca Oxford女史によって発表された第二言語を習得することや英語教授法に関する理論です。直接的に言語に働きかける直接的ストラテジー(Direct Strategies)と、間接的に言語に働きかける間接的ストラテジー(Indirect Strategies)の二つがあります。この両者がバランスよく使えると、言語能力がどんどんと活性化してきます。

 

DECでは間接的ストラテジーを軸にしつつ、直接的ストラテジーを参加される一人ひとりに合わせて応用していきます。簡単に説明しますと、まずは英語に対する不安や心配、恥ずかしさや失敗の恐れなど心理的・文化的な要因を間接的ストラテジーを使ってリリースした後、直接的ストラテジーもバランスよく使いながら実際に英語に触れていきます。

 

多くの英会話スクールや学校教育の現場では、直接的ストラテジーに重視を置いている傾向があるように感じます。外国人の教師との対話や実際の英語を聴きながらのレッスン。これは一見理に適ったアプローチですが、中には外国人に対して恐怖を感じている方もいますし、いきなり英語だけというのに抵抗を感じてしまう人もいます。もちろん、そのアプローチが合っている人もいるでしょう。結局、一人ひとりのアプローチは異なるんですね。

 

DECでは、この点に注目して、英語のスキルアップ・上達を目的とはせず、まずは英語を使うためのモードを作ることを意識してクラブを行います。一度英語スイッチが押せれば、後は一人ひとりのニーズに従って、自由に英語を使って行っていただければと思います。スキルアップは英語スイッチが押せてからの話です。

 

▼とにかく英語を楽しく使いましょう

DECでは下記のルールを設けてクラブを行います。とにかく楽しくがモットーです。

★恐怖をリリース。
・英語に対して失敗を恐れない心を身に付ける心理的なアプローチ。

★外国人にはなる必要なし。
・英語を母国語とする外国人になろうとしなくてOKです。まずは日本人のスタイルからはじめ、徐々に地球人になっていきましょう。

★間違っても通じる英語。
・世界には英語を母国語としている人は世界人口の約5%。母国語でない人の方が多い事実を知り、たとえ間違えても通じる英語を話してみます。

★簡単な語彙のみでOK。
・BASIC English(基本語850語のみに基づく英語)の考え方に基づいた英語。難しい単語を使わずにコミュニケーションできる勇気を身に付ける。

★日本語も使って安心。
・いきなり英語のみだと緊張してしまいかえって英語が身に着かず恐怖が先行することも。日本語も使いながら英語に触れ、英語を親しみます。

 

以上のようなアプローチで英語を使えるスイッチを押していきます。詳細は、是非無料体験クラブにご参加いただければと思います。実際のクラブを体験していただけます。

 

ドルフィンイングリッシュクラブインストラクター

トミー

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